スーパーロボット大戦A
316ポケットの中でロボットたちが激突する、携帯機初の本格スパロボがここに誕生。
ゲームボーイアドバンスという小型の携帯機に向けて初めて本格的なロボットクロスオーバーの戦略シミュレーションを構築し、アウラやアインストといった独自の脅威が絡み合う世界線で歴代の人気ロボットたちが縦横無尽に激突していくシミュレーションロールプレイングゲームです。 プレイヤーは主人公であるアウル・ニーダまたはマスター・V・レイんを選択し、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のアムロ・レイや『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ、『マジンガーZ』の兜甲児といった錚々たるパイロットたちを指揮しながら、原作の垣根を超えたクロスオーバーの重厚なシナリオを泥臭く読み進めていきます。 開発を手掛けたバンプレストおよびエーアイにおいて、携帯機の限られたカートリッジ容量と描画性能を最大限に引き出しつつ、前作までのコンシューマー機のテイストをそのまま凝縮したスピーディな戦闘演出や、撃墜数に応じて機体がパワーアップするシステムが徹底的に盛り込まられました。 ただテレビの前で遊んでいた大作の熱量をそのままポケットサイズに持ち運べる利便性だけでなく、一筋縄ではいかない歯応えのある敵のAIや容赦ない難易度が、当時の中高生たちの通学時間や布団の中での夜更かしを完全に支配した最大のセールスポイントとなりました。 限られたハードウェアの制約のなかでシリーズの面白さを妥協なく詰め込んだ開発陣の執念と、一発のミスが命取りになる尖ったゲームバランスが少しの妥協もなく噛み合い、レトロゲームの棚にポケットのなかで戦い抜いたあの日の熱い記憶をしっかりと刻み込む非常に価値の高いタイトルです。
















