概要
絵本をそのまま切り取ったかのような緻密で美しい手描きの2Dグラフィックの世界を舞台にし、プレイヤーが手に入れた不思議なアーティファクトをマップ上の好きな場所に配置することで町やダンジョン、森が次々と実体化していく独特な世界再構築システムを採用したアクションロールプレイングゲームです。 主人公を操作してマナの樹を巡る三つの大きな物語の糸を紡ぎながら、サボテン君のいる自宅で日々の出来事を日記につづったり、工房で武器や防具の素材を組み合わせて強力な装備品をクラフトしたり、ペットやゴーレムを育成しながら個性豊かな登場人物たちと出会う旅をマイペースに楽しむことができます。 開発を手掛けたスクウェアにおいて、シリーズがこれまで培ってきた王道のアクション性をさらに昇華させ、一本道のシナリオをあえて廃してプレイヤーが自分の足で世界をデザインしていくという極めて実験的で野心的なゲームデザインが徹底的に追求されました。 どこか切なさを帯びた童話のようなシナリオ群や、下村陽子氏が手掛けた一度聴いたら忘れられない幻想的で圧倒的なサウンド、そしてすべてがアートピースのように描き込まれたビジュアルの美しさが、当時のプレイヤーたちの記憶に深く染み入る大きなセールスポイントとなりました。 プレイヤーの選択次第で世界そのものの姿が変化するという類まれなシステムと、細部までこだわり抜かれた芸術的な表現が少しの妥協もなく噛み合い、レトロゲームの棚に独自の温もりと哀愁を帯びたファンタジーの記憶を鮮烈に刻み込んだ非常に稀有で美しいタイトルです。
詳細情報
| メーカー | スクウェア |
|---|---|
| 機種 | PlayStation |
| 発売日 | 1999年7月15日 |
| 価格 | 6,800円 |
| ジャンル | RPG(アクションRPG・ファンタジーARPG) |


