概要
当時としては極めて斬新だった音声認識システムを正面から導入し、NINTENDO64のコントローラに専用のマイクを差し込むことで、プレイヤー自身の声で画面内のピカチュウと直接おしゃべりやコミュニケーションを楽しむことができるコミュニケーションアドベンチャーゲームです。 プレイヤーはマイクを通じて「ピカチュウ」と話しかけたり特定のキーワードを発声し、森や広場といった自然豊かなフィールドで自由に動き回る黄色い相棒の機嫌を取ったり、リンゴを投げて食べさせながら様々なリアクションを引き出して仲を深めていきます。 開発を手掛けた任天堂およびパルソフトにおいて、音声認識技術の精度がまだ手探りだった当時のハードウェア環境のなかで、大人気のポケットモンスターを題材にいかに自然な意思疎通の感覚を生み出すかという野心的な挑戦が実行されました。 テレビアニメのように人間の言葉を完全に理解しているわけではなく、こちらの発声のトーンや言葉に反応して気まぐれに首をかしげたり機嫌を損ねたりする絶妙な気ままさが、逆に本物の小動物と暮らしているかのような生々しい実感をプレイヤーに抱かせる大きなセールスポイントとなりました。 最先端の音声入力技術と国民的キャラクターの愛らしさが少しぎこちなくも温かく融合し、レトロゲームの棚に声を使った世界との対話という当時ならではの新鮮な記憶をしっかりと刻み込んだ非常に実験精神あふれるタイトルです。
詳細情報
| メーカー | 任天堂 |
|---|---|
| 機種 | NINTENDO64 |
| 発売日 | 1998年12月12日 |
| 価格 | 10,290円 |
| ジャンル | その他(音声認識コミュニケーション・ペットシミュレーション) |


