概要
昭和の懐かしい田舎の風景を舞台に、都会からやってきた主人公の少年がひと夏の間を気の向くままに過ごす様子を描いた、一風変わった体験型のアドベンチャーゲームです。 プレイヤーは小学三年生のボクくんとなり、叔父の家がある自然豊かな田舎町を拠点にしながら、野山を駆け巡って珍しい昆虫を捕まえたり、川で魚を釣ったり、ラジオ体操に参加してスタンプを集めたりしながら自由気ままな日々を謳歌していきます。 開発を手掛けたミレニアムキッチンおよびソニー・コンピュータエンタテインメントにおいて、プロデューサーを務めた綾部和氏の手腕のもと、多くの大人が心の中に秘めるノスタルジーの記憶を丁寧に掘り起こし、美しい背景美術と蝉時雨や波の音が織りなす圧倒的な臨場感が徹底的に追求されました。 派手な敵役や世界を救うような大げさな使命は一切存在せず、ただ流れる時間のなかで虫相撲に興じたり絵日記をつけたりするだけの穏やかな日常が、慌ただしい現代社会を生きるプレイヤーの心を静かに癒やす最大のセールスポイントとなりました。 昭和の夏休みという二度と戻らない記憶の断片が、緻密な3Dグラフィックと繊細なサウンドデザインによって少しの妥協もなく形にされ、レトロゲームの棚に郷愁とあの頃の匂いを鮮烈に刻み込んだ非常に特異で価値の高いタイトルです。
詳細情報
| メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
|---|---|
| 機種 | PlayStation |
| 発売日 | 2000年6月22日 |
| 価格 | 6,090円 |
| ジャンル | アドベンチャー(ノスタルジックアドベンチャー・夏休み体験シミュレーション) |


